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unity:shader:mtoonsample2 [2021/06/24 17:12] t-daihisa |
unity:shader:mtoonsample2 [2022/06/06 18:16] pastatto HDLについて記載 |
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ライン 1: | ライン 1: | ||
- | ====== MToonでエミッションを使用して光るオブジェクトを作成する ====== | + | ====== MToonのエミッションを使用して光るアセットを作成する ====== |
- | バーチャルキャストは[[https://virtualcast.jp/blog/2019/06/virtualcast161a/ | 1.6.1aのアップデート]]でポストエフェクトとアイテム(VCI)でのMToonが追加されました。 | + | |
ここでは光るアイテムの作成方法(エミッションの設定)について説明します。 | ここでは光るアイテムの作成方法(エミッションの設定)について説明します。 | ||
ライン 22: | ライン 20: | ||
{{:unity:shader:mtoonemission.jpg?direct&600|}} | {{:unity:shader:mtoonemission.jpg?direct&600|}} | ||
- | MToonでエミッションを使用するには、Emissionの項目で発行させたいカラーと、マスクを設定します。\\ | + | MToonでエミッションを使用するには、Emissionの項目で発光させたい**カラー**と、**マスク**を設定します。 |
- | マスクとは特定の領域の表示情報を設定したもので、主に白黒やグレースケールの画像が使用されます。 | + | |
+ | カラーは**HDR(ハイダイナミックレンジ)**で指定します。 | ||
+ | 通常カラーはRGBに0~1の値を格納しますが、HDRではRGBに1以上の値を格納することで、1を超えた値の分だけ発光します。 | ||
- | マスクはテクスチャのUV座標に対応しているので、サンプルのヘッドホンの場合は…\\ | + | マスクとは特定の領域の表示情報を設定したもので、主に白黒やグレースケールの画像が使用されます。\\ |
- | 耳の中とスピーカーの溝のUVの部分が白、それ以外が黒となっている画像を用意します。 | + | テクスチャのUV座標に対応しているので、光らせたい部分が**白**、それ以外が**黒**となっている画像を用意します。\\ |
+ | このとき、光らせたい色を着色することで、その色に光らせることも出来ます。 | ||
- | マスク(テクスチャ)は原則的に縦横1対1の正方形で、2乗数の解像度のものを使用します。\\ | ||
- | 256pxか512px程あれば問題ないかと思いますが、細かい模様などの場合は高解像度のマスクを使用します。 | ||
===== サンプルファイル ===== | ===== サンプルファイル ===== |